論説 新しい生き方の極意4

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これは伝承である。

ひとたび、この伝承を理解すれば、人の「生き方」に関する、あらゆる種類の問題解決の糸口が見つかる。個人的にも「生きやすい」人生を実感できるようになる。宗教色はないし、特殊なイデオロギーも含まれない。教育機関では教えていないのだが、この伝承は、人間としてごく自然な生き方の知識と修練なのである。

前回の論説はこちら

人間の頭脳が人間を振り回さないように、うまく思考活動を管理するためには、心理時間に囚われがちな思考を排除して(つまり、トレが提唱した 『Watch the Thinker (WTT) 法』で排除しながら)より機能的な思考活動を優先しようという話題だった。

トレの書籍以外にもSNSを通して、無益な思考活動の暴走や誤動作が人間の意識障害の原因だとする話題が増えてきている。

2020年の7月に Youtuber の岩崎アキラ氏が投稿した、北米のダリル・アンカによる地球外生命との意思疎通から「頭脳」と「心」の関係についての宇宙生命論の見解を紹介しよう。

結論を言えば、人間の頭脳と心臓とは、高次元の意識(higher-self) と常に繋がっているが、頭脳がバランスよく心臓と共鳴しないと人間の本質的な意識が歪められてしまうというのだ。

筆者が紹介してきた頭脳活動の暴走による「痛み虫」の問題と全く同じことを、高次元意識と結びつけて教示している例である。

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ダリル・アンカ(バシャール)の説明

宇宙生命との意思疎通を動画として公開しているダリル・アンカがトランス状態になり、宇宙生命体(しばしば集合体として説明されている)バシャールとして意思疎通している。聴講者の質問に答えている場面である。オリジナルの文字起こしがあったので引用しておきます。

聴講者:「頭脳」と「心」の関係についてあなたの知識を下さい。

ダリル:了解

高次元意識、頭脳、そして心は特定の方法で共に働きます。(そして)高次元意識は、あなた自身の本来の波動へのガイダンスを振動として発します。心は、楽器のドラムのようにその高次元意識の波動をビートとして反映します。

しかし、その反映は頭脳、つまり、物理的な個性が宿る肉体の脳へと伝わり、頭脳は自身が持つ想いや信条に基づいてそのエネルギーをフィルタリングし、心に送り返したり、反映したりします。

もし人間の頭脳活動がバランスが取れていて、調和が取れている場合、心へ返される波動は高次元意識の本来の波動に近いものとなり、すべてが同期し、調和します。

しかし、その人の頭脳に在る想いや信条がそのエネルギーをネガティブな形で、不均衡な形で、または不調和な形でフィルタリングする場合、頭脳はその不調和を心に送り返し、心はビートを外してしまいます。

ですから、多くの人々が必要な形でエネルギーを受け取っておらず、高次元意識からのガイダンスを反映する現実を創造するためにエネルギーを受け取れていない、という状況があるのです。

The higher mind, head mind, (and) heart mind work together in certain ways.The higher mind gives off a vibration of guidance to the true vibration of yourself,The heart, kind of like a drum, beats and reflects the vibration of the higher mind.

But that reflection goes to the head mind, the physical personality, that then based on whatever belief systems it contains.  

And whether it is in balance, or out of balance, filters that energy, and feeds that energy, (or) reflects that energy, back to the heart.

Now, if the head mind is in alignment in balance, then the vibration going back to the heart will be relatively similar to the original vibration of the higher mind and everything will be in sync. Everything will be in harmony (and) everything will be aligned.

But if those belief systems filter that energy in a negative way in an out of balanced way, (or) in a misaligned way,  then the head mind fiends back to the heart that is misaligned, and the heart skips a beat.

So the idea is many people on your planet are not getting the energy it needs in the way that it needs to understand it to create a reality that is reflective of the guidance from the higher mind.

人間の頭脳の役割

宇宙生命体からの説明は、人間に適切なガイドを与えている「ハイヤー・セルフ」が常に適切なガイドを人間に与えようとしていることが前提になっている。

別の言い方をすれば、人間の意識や良識の本質は高次元にあり、人間の肉体である頭脳や心臓に宿っているのではないことが前提だ。

紹介してきたトレの「痛み虫」の原因は、人間脳の暴走であり、人間脳の身勝手な思考活動が本来の人心を乱してあらぬ方向に人生を誘(いざな)うということだった。

このことを、宇宙生命体は、「高次元意識:人間の心の鼓動:人間の思考脳」の3つの立場と機能に分解して説明している。

トレのWTT法による余計な思考活動の排除の話には「高次元意識」や「ハイヤーセルフ」が登場しないが、むしろそういった存在はそれぞれ人が自分で持っているものだとされている。そして「心臓や心の鼓動」といった頭脳以外の機能にも触れていない。

しかし、宇宙生命体による説明を見聞きすれば、それは、紛れもなく「人間脳」がバランスを崩した動きをしていることに「注意すべし」というのがメッセージである。

動画で紹介されている宇宙生命体の説明は的を射ており、納得感がある。北米文化においてダリル・アンカ氏の活躍が広く受け入れられているのは、メッセージの内容が明確で整っているからに他ならない。

ダリル・アンカ

ダリル・アンカ(Darryl Anka、1951年10月12日 – )は、特殊効果デザイナー、チャネラーである。特殊効果デザイナーとしては、ハリウッドでヴィジュアル・エフェクトの仕事をしていた。手がけた主な作品は、「スター・トレック」「アイ、ロボット」「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ダイ・ハード4.0」「アイアンマン」など。

1973年にロサンゼルスでUFOを目撃したことをきっかけにチャネリングができるようになったとしており、地球外知的生命体バシャール(BASHAR)と交信しているとして、その内容をまとめて出版している。1987年に初来日し、日本の精神世界・ニューエイジを信奉する人々の間で著作が流行した。

バシャールという名前は本名ではない。チャネラーのダリルがアラブのバックグラウンドを持つことに由来して、バシャール自らが名付けた。「バシャール」はアラビア語で指揮官、存在、メッセンジャーといった意味を持つ。また、ダリルはバシャールの過去世であると発言している。

出典:日本語版 Wikipedia 「ダリル・アンカ」

次回は、これまでの内容と全く同じ理解を日本語でしっかり説明している女性の発信内容を紹介する。

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