School of Limitations 7 銀河史2

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地球の一般常識から離れたショッキングな内容が含まれています。参照される方はご注意いただき、違和感を感じる方は、参照を中止してください。

この記事では、筆者がこれまで連載してきた「School of Limitations」の一部として、引き続き『銀河史』の驚愕の内容をダイジェストで紹介します。前回の記事はこちら

前回は、『銀河史』1として、上巻の前半部分をまとめましたが、今回は、上巻全体を紹介します。

この書籍は、日本の「先端技術研究機構」という組織の上席顧問によるもので、非常に先進的かつ緊急性の高い内容です。読んでから遅いと感じたため、読みながら随時個人的な解釈を加えつつ紹介していく方針としました。

それでは、さっそく『銀河史』のダイジェストに入ります。この記事では一人称として『私』を使用します。

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創造主と人間と神々

上巻を通して『銀河史』に登場するのは「創造主」と「神々」と「人間」ですが、この上巻の話は、多分に3次元宇宙における「主権の奪い合い」の物語に終始しています。

私が期待していた銀河史の登場人物は、比較的次元の低い物理世界に住む人間以外には、やはり超人的な能力と良識を持つ天神のような存在でした。ものを貪り食ったり、富を求めたりせず、ましてや他の集団や組織との戦争などという愚かな行為は無縁の存在と言う印象が強かったのです。

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例えば、かのスウェーデン・ボルグの書籍では、創造主の存在を人間の言語表現をはるかに超えた存在であり、光であり、文字通り全知全能であるし、エックハルト・トレの著書においても人間が神の存在に人の姿形を連想すること自体、誤りであると表現されています。

ところが、ここにある銀河史(タイムスケールで今から52万年前から12万年前までの30万年)においては、登場する人類はおろか、神々や創造主と呼ばれる「非物理的」な存在も含めて、かなり人間臭い存在ばかりです。

ここでの「創造主」と呼ばれる存在も、極めて粗暴かつ、意地悪な人柄を隠しておらず、私から見れば、企業の若手社員から見た「パワハラ親父」そのものなのです。現に、創造主の下位にある神々の意思疎通の中には「創造主に知られたら何をされるかわからん」といった井戸端会議のような内容が見られます。

この歴史書を読む限り、創造主や神々とは名ばかりで、挙動不審な存在が宇宙をかき回しているだけの3次元的な登場人物の物語です。私としては期待はずれでした。

気まぐれ創造主の来歴

上巻にある宇宙の歴史は、「大昔」の話であり、単純な生命の発生から45億年と言う長い生物進化の果てにようやく「人間社会」が生まれた史実を扱っています。

我々現代の地球人の歴史観は、人間の全身である原始人が火を使う技術や農耕によって食物を作って食物としたり、石造りや木材を使った住居を作り、武器を作った経緯を丹念に調べて年代記を作るものでしたが、この『銀河史』上巻の物語は「人間」が営み始めてから全体で約30万年という途方もないタイムラインで綴られています。

数万年を単位に記載されているので、現代地球人の約2000年の歴史などは、ごく短時間の出来事でしかありません。ここまで大きなスケールのタイムラインで宇宙を俯瞰すると、「人間」も「神々」も、相当長い間、分別ある生命集団になりきれていなかったようです。そう解釈しないと、この『銀河史』は理解できません。

『銀河史』全体を読み終える頃に、ようやく理解できたのは、この「創造主」という位置付けの存在も、そのさらに上層に、より大きな宇宙の管理者が居たり、広大な宇宙の他の区域に別の「創造主」がたくさんいるといった立ち位置だったのです。

そして、この『銀河史』の創造主の悩みは、戦うことを忘れた人間社会が、次第にぼけてきて切れ味のない、つまらない人間社会に没してしまうことだったのです。

つまり、人間社会はつねに「敵」から自分の領土と社会を守る危機感を持って生きて初めて人間社会として意味があるのであり、リスクなく、敵もいな人間社会(あるいは国、惑星)などは価値がないという評価なのです。

平和ぼけした国や惑星には科学技術の進歩は望めず、技術力は落ちて、やがて没落するという、「栄枯盛衰」の原則が銀河史の全体を通して読み取れます。

『銀河史』の筆者(後述)は、何よりこの史実に登場する「創造主」が、人間にとって、身近な存在であることを強調したかったのでしょう。

女神の活躍について

『銀河史』上巻には、太古の宇宙(天の川銀河)の30万年の人間生活や人間と神的存在との関わりを、様々な物語(史実であるとして書かれている)を通して説明していますが、この中には、地球の民族にも見られる「身分制度」や士農工商や軍属と言った人間的なルールや営みがあります。

銀河史の表紙のイメージに採用された「女神」のイメージは内容を象徴したもの。

現代の地球文化と異なる部分といえば、教育制度(19歳になるまでの子供は、社会の宝として生みの親から完全に離れて寄宿舎的な環境で学ぶルール)や、数十万年の科学技術の進歩(地球の科学技術をはるかに超えた技術)、そして何より、ギリシャ神話を思わせるような肉体を持つ人間レベルと、肉体を持たず目に見えない「神」レベルの存在との意思疎通です。

当時の人間たちも、現代と似ていて、「神々」との直接の意思疎通はできませんでしたが、神と連絡の取れる「巫女(みこ)」の能力(沖縄のユタに似ている)に依存していました。もちろんごく少数の「得度」した存在は、現在のシャーマンや霊媒師と言った存在と同じで、神々と以心伝心があったと記載されています。

最後に、太古の宇宙史の中で最も特徴的なものとして「女神」の存在があります。この『銀河史』上巻を通してはっきりと書かれてるのは、「女神」が住んでいる国や地域(恒星系)は、必ず繁栄して、戦争においても勝ち残ると言う宇宙の法則ともいえる史実です。

女神は必ずしも身分の高い家柄には生まれないが、幼少期からその輝きが他の子供とは全く異なり、早くから髪の毛や歯がしっかり生えていて、額には女神の印が刻まれていたと書かれています。この種類の赤子や幼児を見た霊媒師や巫女たちは、揃って「ある程度育った時期に国のトップがこの子を迎えに来る。」と予言して、その通りになったとされています。

さらに詳しい女神の物語は、実際に『銀河史』上巻を読めばわかります。

女神は生まれ変わっており、現在も地球上の特定の地域に女神が生きていると言う説明もあります。(詳細は『銀河史』上巻)

巨大文明の興亡

最後に、『銀河史』上巻の根幹となる巨大文明の興亡についてまとめて説明します。固有の名称がでてきますが、全ての地域や国や連合に関わる「地理的」な基盤は「天の川銀河」であり、さらに広域な宇宙の一部です。

国と言うのは、全て「恒星系」であり、文明が栄えるのは決まって恒星系の中で人間が入植して活動する「惑星」です。

  • 2700万年前  銀河系の「創造主」がプレアデス民族の育成を開始
  • 50万年前 恒星間の宇宙旅行の技術が定着
  • 48万年前 カシオペア座の星団と牡牛座(アルデバラン)の星団との戦乱(*1)
  • この頃、プレアデス人が育成ミッションとして地球に入植
  • プレアデス星団の全盛期
  • 35万年前 アルデバランのプレアデス系人口が過剰により他の恒星系に大移動
  • 30万年前 同上(第二次の大移動)
  • 18万年前 3200光年の距離を結ぶ「オリオン大街道」が完成(宇宙航路)
  • 17万年前 天の川銀河系の創造主が上位の創造主から酷評を受ける
  • 14万年前 プレアデス中心の銀河連合と反乱軍との戦い(*2)
  • 12万年前 銀河連合の敗退。反乱軍による支配の始まり(*3)

*1 地球歴での第一次世界大戦に匹敵。プレアデス(牡牛座の星団)の勝利

*2 地球歴の第二次世界大戦。プレアデス星団の敗退

*3 反乱軍を育てたのは天の川銀河域の「創造主」本人

この時期の文明興亡の主役は、なんと言ってもプレアデス星団であり、一時は銀河系のほとんどの星団がプレアデスの支配下にあったが、宇宙史的には、プレアデスの王国と軍属が慢心して発展努力を失ったことから、この銀河の「創造主」である「セザナ神」が憤慨して、自らプレアデスを刺激する目的で、アリニラム連合を直接育成してプレアデス率いる銀河連行に攻め入ったという歴史なのだそうです。

『銀河史』においては、戦争による文明や民族の殺戮は「悪」ではなく、宇宙意識である人類が繁栄して成長するための起爆剤のような役割をしてきたという説明になっている。

17万年前に当地域の創造主である「セザナ神」が上位の存在から叱責された件は、次のように記載されています。(上巻電子版の263項「弥勒如来ミトラ神の誕生」の中の一文を編集してわかりやすくまとめた)

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このとき、セザナ神が上司達から指摘された失敗は2点、主人公民族である57音言語を喋る民族が全く育っていないこと、そして平和な安定社会は結構なことだが創造主レベルを超えてくるような秀でた宇宙戦士が一人も育っていないことだった。

ここでいう、57音言語を喋る民族は、プレアデス民族のように英語のアルファベットを強く連想させる26音言語を喋る民族とは別の、日本民族の48音を連想させる民族であるが、このことの説明は後日記事にします。

「上司達」というのは、より広域な宇宙を創造している存在と思われますが、現段階では詳しい定義は見当たりません。下巻に期待しています。

『銀河史』によれば、天の川銀河は、「メシアA球」(大宇宙球)と呼ばれる存在であり、この宇宙の創造主として任命されているのが、前述の人間臭い「セザナ神」です。この「セザナ神」は、『銀河史』の下巻でも大いに活躍(暗躍)する重要なキャラクターではあります。

太陽系と地球

広大な銀河系の歴史から見れば、太陽系と地球の存在は全く取るに足らないのですが、実は、『銀河史』において「地球」の存在は、重要な「聖地」として説明されていて、

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さらに、地球上の国の中で「日本」の領土は「龍神島」という非常に重要でユニークな位置にある領土と言う説明がある。

前述のスケールの大きい宇宙史においても、我々の住んでいる惑星「地球」が非常に重要な場所であると記載されていますが、まだまだ具体的な話がでてきません。これは下巻に期待したい部分です。

地球に言語と文明を入植したのは、プレアデス人であり、12万3000年前に、啓蒙活動を停止するまでは、地球文明はプレアデスのレプリカのような存在だった。

現在の地球はプレアデス以降に地球に入植した種族の影響も受けていて、これはプレアデスの影響とは別ものとして地球に影響しているが、これは『銀河史』の下巻の範囲です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

次回からは「下巻」のダイジェストを紹介します。下巻では、地球の現在の状態に関連の深い内容が増えてきます。

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